- 見た目が自然
- 金属アレルギーの方も安心
- プラーク(歯垢)が付着しにくいのでお手入れしやすい
- 強度が高い
- 変色しにくい
- 歯を削る量が多い
顎関節症治療
こんな症状ありませんか?
-
口を開けようとするとアゴが痛い
耳の前の顎関節や頬・こめかみまでに痛みを感じる。
-
口を開けると音がする
カクッという音やコキコキなど、口を開ける時に音がする。
-
口を大きく開けられない
痛みで口が大きく開けられない。また、人さし指から薬指までの指3本が入るところまで口が開かない。
-
頭痛・ 肩こり・ 耳の痛み・ 耳鳴りなど
顔のゆがみや噛み合わせが悪い場合に顎関節症に関係する症状が出る場合があります。
顎関節症のタイプ
顎関節症は、顎関節や咀嚼筋の疼痛(痛み)、関節音、開口障害、顎運動の異常を主な症状とする障害の総称です。これらの症状は、以下の4つの主要な病態に分類されます。
-
1. 咀嚼筋痛障害
• 咀嚼筋(食べ物を噛む筋肉)の緊張や炎症によって起こる痛みを特徴とする障害です。このタイプの顎関節症は、ストレスや歯ぎしり、食いしばりなどによって引き起こされることが多く、咀嚼筋の過度の使用が痛みの原因になります。
• 主な症状: 顎を動かす際の痛み、特に咀嚼や会話をする時に筋肉の緊張やこりを感じます。また、頭痛や首のこりを伴うこともあります。 -
2. 顎関節痛障害
• 顎関節自体に痛みが発生するタイプです。顎関節は耳のすぐ前にあり、顎を動かすときにこの部分で痛みが感じられる場合、顎関節痛障害である可能性があります。この痛みは炎症が原因となることが多く、顎の動きによって悪化します。
• 主な症状: 顎関節周辺の痛み、特に口を開けるときや噛むときの痛み。場合によっては耳の周辺に痛みや圧迫感が広がることもあります。 -
3. 顎関節円板障害
• 顎関節の中には軟骨でできた関節円板があり、この円板が正常な位置からずれてしまうことにより発生します。このズレにより、口を開閉する際に「カクカク」や「パキッ」といった音が鳴ったり、口の動きがスムーズにいかなくなったりします。重症化すると口が開かない「開口障害」を伴うこともあります。
• 主な症状: 顎を動かすときに音がする(クリック音や関節音)、口の開閉がスムーズに行えない、開口制限があるなど。 -
4. 変形性顎関節症
• 顎関節が摩耗し、変形してしまう障害です。加齢や長期にわたる顎への負荷が原因で、関節の軟骨や骨がすり減り、痛みや動きの制限が出ます。変形性関節症は、関節自体の変形が原因で進行することがあり、痛みや関節音、顎の運動制限が特徴です。
• 主な症状: 顎関節の摩耗による痛みや関節音、口の開閉が難しくなる、顎の運動制限が進行し、関節そのものが変形することがあります。
顎関節症の原因
顎関節症の原因は、多くの要因が関係していると言われています。噛み合わせの不良やストレス、心理的要因から来る顎の筋肉の緊張、歯ぎしり、食いしばり、猫背など様々です。近年ではスマートフォンやPCの長時間使用なども原因の一つであることも分かりました。
- 咬合関係(かみ合わせ)
- 起きている時、寝ている時の歯ぎしり、食いしばり
- ストレス(緊張する仕事、多忙な生活、対人関係の緊張など)
- 硬い物を好んで噛む、長時間よく噛む
- 楽器演奏、長時間のデスクワーク、単純作業、重量物運搬
- 編み物、絵画、料理、ある種のスポーツなど
- 日中の姿勢、頬杖などの癖など
- 顎関節自体の形態、形状痛みに対する感度など
顎関節症の治療
正確な診査診断
DC/TMD世界標準の診断基準で診査診断。
患者様に寄り添った診療を行います。
当院では、顎関節症の診断において国際的な基準である「DC/TMD」(顎関節症診断基準)を採用しています。
この診査基準は、科学的根拠に基づいた高水準な診断方法であり、正確な診断を行うために専門的な研修と資格が必要です。
患者様一人ひとりの症状やお悩みにしっかりと向き合い、正確な診査を基に最適な治療法をご提案します。
顎関節症に関するお悩みは、ぜひ当院にご相談ください。
症状に応じた治療
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疼痛が強い場合鎮痛薬の処方・筋ストレッチ
非ステロイド系消炎鎮痛薬を処方します。また、筋痛に対してはホットパック、大開口による筋ストレッチを行います。 患者様には顎関節への負荷を軽くする必要がありますので、硬い食べ物を避けていただき、噛みしめをしないよう注意していただく必要があります。 歯科治療に加え、ご自宅でのケアを同時に行っていただくと効果的ですので、ストレッチやホームケアの指導も行っています。
-
就寝中に歯ぎしりや食いしばりのある方マウスピース
就寝中に食いしばりや歯ぎしりが原因になっている場合は、マウスピースを歯の上につけてアゴを保護します。
- まずは、顔や全身の歪みを整えた状態で上下の歯のかみ合わせをチェックしてマウスピースを作ります
-
口が開かない・顔や全身にゆがみがある経絡マッサージ・ゆがみ矯正治療
顔のゆがみ矯正×骨盤・骨格ゆがみ矯正×筋膜開放ケアを組合せた独自のメソッドで、顎関節症の根本的な原因から治療します。
顎関節症が起こりやすい要因として、顔面のゆがみ・骨盤や骨格のゆがみ・筋肉の緊張やねじれなどが原因で、東洋医学でいう「気・血・水」の滞りが生じ、 本来の体の機能が低下している状態にあります。
当院で行う経絡マッサージは、顔面のゆがみ・骨盤や骨格のゆがみ・筋肉の緊張やねじれ、咀嚼筋の筋膜の癒着によるアゴの動きの不具合をケアしスムーズな口の開け閉めがしやすいようにケアしていきます。 そして、「気・血・水」の滞りを改善し自然治癒力を高めることで再発しにくい体内環境へ導きます。
診察によって、顔の非対称、歪み、全身の自律神経を整えて、身体の不調を改善し、根本的な原因にアプローチして悩みを解決致します。- 顔の歪み矯正
- 全身のゆがみ矯正
- 筋膜解放ケア
『生体電流』でのマッサージにより、顔のゆがみや骨盤・骨格のゆがみを整え、顎関節症の治療とスマートな小顔へ導く。
手に帯びた「生体電流」を患者様の体に効果的に流しながら優しくリンパドレナージュを行うことにより、 顔のゆがみや骨盤・骨格のゆがみを本来の元の位置へ調整していきます。施術時の痛みの心配はありません。
全身くまなく行う施術は、顎関節症をケアするだけでなく小顔へ導きます。さらに猫背などの姿勢も改善され、肩こりや頭痛・腰痛・疲労などもケアします。
・ご希望の方は、院長による施術も受けられます。
治療後の経過・注意事項
・リスク
シャワー・入浴 | 当日から可能です |
---|---|
注意事項 | 硬い食べ物や大きな食べ物は避ける。 姿勢について、頬杖・うつぶせ寝・長時間のデスクワークなどを控える。 くいしばりに気づいたら力を抜く。 トランペットやフルートなどの演奏は控える。 スポーツなどの強い刺激に注意する。 |
リスク・副作用 | 再発、治療中の一時的な咬合痛、マウスピースによる嚙み合わせの変化、鎮痛薬による腹部の痛み・吐き気など。 治療後に好転反応が出ることがあります。詳細はご来院の際にご案内致します。 |
禁忌事項 | 以下に当てはまる方は、体調の悪化、病状の悪化を招くおそれがあるため、施術を行うことができません。 ・体調不良の方(二日酔い・風邪・胃腸炎・予防接種後など) |
施術当日 |
|
ブルーラジカルP-01
ブルーラジカルP-01の
特長と利点
ブルーラジカルP-01は、波長405nmの青色レーザー光を3%の過酸化水素水に照射することで発生するヒドロキルラジカルという活性酸素を用いて歯周病菌を殺菌する歯周病治療器です。
従来の治療法との比較
-
従来の治療法
- 歯周病基本検査
- 歯のブラッシング指導
- 歯垢、歯石の除去 (スケーリングやルートプレーニング)
- 歯周外科や抗生物質の投与
-
ブルーラジカル歯周病治療
- 歯周病基本検査
- 歯のブラッシング指導
- 歯垢、歯石の除去 (スケーリングやルートプレーニング)
- 歯周ポケットの殺菌
- ブルーラジカルP-01を用いたメンテナンス
従来の歯周病治療に伴う痛みやリスク
- *ルートプレーニングや歯周外科は、痛みや不快感を伴うことがあります。
- *長期的な抗生物質の使用は、耐性菌の発生リスクを高めます。
ブルーラジカルP-01の利点
*治療後の痛みや不快感を大幅に軽減します。
(約10%の方に術後に軽度な痛みが発現する可能性があります。)
*歯周外科処置を回避できる。
(基礎疾患があり、外科処置を受けられない方は、ブルーラジカル歯周病治療器を用いた歯周病治療で、安全に歯周病の治療を受けることができるようになりました。)
*抗生物質の耐性菌の発生リスクを回避できる。
*治療時間の短縮
短時間で治療が受けられることは大きなメリットです。
ブルーラジカルの照射は1歯あたりの治療時間は平均5分です。
(部位により3~7分、前歯や奥歯などによって異なります。)
注意事項
薬液が喉に溜まると苦い。→ 治療中に何度か中断して、洗口(うがい)をしてもらいます。
薬液が洋服に付着すると洋服が変色する可能性があります。
→ エプロンやタオルで防御しますが、汚れても構わない洋服でご来院ください。
治療の流れ
- 初診 歯周病診査診断
- 歯周基本治療
- 再評価
- ブルーラジカルP-01による治療
(歯周病の部位や本数により数回に分ける場合があります。) - 治療後 4週、8週にブラッシングチェックと歯面清掃
- 再評価 12週目
- ブルーラジカル歯周病治療器を用いたメンテナンス
来院して頂き、ブルーラジカルP-01の治療についてご説明します。
(相談説明のみ希望の場合30分6,600円 10分延長につき1,100円)
治療をご希望される場合
初診 (22,000円)
問診、診査診断、レントゲン検査など
治療を希望される患者様はご予約の上担当医または担当衛生士までご相談ください。詳しくご説明いたします。
ブルーラジカルP-01歯周病治療は自由診療です。
ブルーラジカルP-01を用いた歯周病治療は自由診療となります。
保険診療との併用はできません。
ブルーラジカルP-01はプロトコールに沿った治療が推奨されています。
そのため「気になる部位だけ照射して欲しい」などといったご要望がおおいのですが、まずは正確な診査診断を行い、その上で治療をすすめております。また、お電話によるご相談はお断りしております。
ご理解、ご了承のほどよろしくお願い致します。
詰め物/被せ物治療
歯科技工所併設ならではの、見た目の美しさ・使い心地も自然で虫歯が再発しにくい治療
当院では歯科技工所を併設しているという特長を生かし、歯科技工士と連携しながら、 つめ物・かぶせ物の作製を行っています。とくに前歯の差し歯など審美的に重要な技工物の型取りの時には、 歯の形や色など歯科技工士も交えて話し合い、直接技工士が立ち合い、写真撮影をして作製しています。また、 仮歯の段階で完成後の見た目や機能性を調整し、最終段階でも再度確認いたします。
つめ物・かぶせ物は、見た目が自然な美しさはもちろん、使い心地・虫歯再発防止など完成度の高さにこだわっていますので、 手間暇惜しまず作製を行っています。ご希望やお悩みがあればぜひ当院へご相談ください。
つめ物・かぶせ物はこのような方へおすすめ
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金属アレルギーでも安心な治療をしたい
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見た目が自然な仕上がりにしたい
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できるだけ歯を大切に残したい
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再発しにくい治療がしたい
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噛み合わせが自然な仕上がりにしたい
つめ物・かぶせ物の種類
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ジルコニア
美しさ、強度、衛生の面でも優位なジルコニア
ジュエリーとしてもよく知られているジルコニア。 元の色は白色で天然歯との調和がとりやすく自然な仕上がりが期待できます。 しかも強度に優れており、金属より硬いにもかかわらず、重さが軽いのも特徴です。 従来のセラミックと比べて、プラークコントロール(歯石)もしやすいため、 治療後のメンテナンスも行いやすくなっている素材です。
-
メタルセラミック
セラミックの美しさと金属の強度の両方を兼ね備えたクラウン
メタルセラミックとは、裏側を金属で補強した上にセラミック(陶器)を焼き付けた被せ物です。 セラミックだけでは強度が不足しがちですが、内側の金属が補っていることで強度に長けています。 また、適合性が高いため、前歯にも奥歯にも使用できます。当院では裏側に使用する金属の材質にもこだわっています。 ノンプレシャス金属を使って安く仕上げる歯科医院が多い中、当院では最上質金属(プレシャスメタル) を使用しているので金属アレルギーになりにくく、虫歯の再発リスクを最大限抑えられます。
- 強度が非常に高い
- 内側の金属で強度を保っているため長持ち
- 色が天然歯に似ているので見た目がきれい
- 変色せず、タバコのヤニやコーヒーなどの着色がしにくい
- 適合性が高く、再発のリスクが少ない
- 歯を削る量が他のセラミック系より少なく歯の保存に適している
-
オールセラミック
透明感と艶のある美しさはオールセラミックならでは
歯の内側も外側も全てセラミック(陶器)のみで作製されたかぶせ物がオールセラミックです。 セラミックは滑らかで傷が付きにくいため、日常のコーヒーやお茶・タバコのヤニなどの着色もほとんどありません。 そのため長期間使用しても保険の差し歯のように黄ばみが生じる心配はありません。数あるセラミッククラウンの中でも、 透明感と艶のある自然な美しさを維持することが可能です。金属を一切使用していないため、金属アレルギーの心配はありません。
- 透明感と艶のあるずば抜けた美しさ
- 長期に渡り白さを維持することが可能
- 日常の飲食による着色もほとんどなし
- 金属アレルギーの心配がない
- 汚れが付着しにくいため再発のリスクが少ない
- 強度が高い
- 歯を削る量が多い
-
金属冠(ゴールド冠)
最近では、見た目を重視して避けられがちのゴールド冠ですが、実は、ゴールド冠は歯を削る量が一番少なく、虫歯リスクも最大限抑えられる適合性が一番高いかぶせ物です。歯の保存を考えたらゴールド冠が一番だと言えます。セラミックは見た目が自然で硬さもあり魅力的ですが、上記の理由で、金属アレルギーがない方、奥歯で目立たない奥歯にはゴールド冠をお勧めしています。 また、どうしても歯の高さが低くてかぶせ物をかぶせる厚みが取れない方にもゴールド冠はお勧めです。 歯の保存を第一に考えている方、ゴールド冠も選択肢の一つとしてぜひご検討ください。
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入れ歯・義歯
歯科技工所併設ならではの使いやすさ
当院では、患者様のお口に合った入れ歯・義歯を作製できるよう、歯科技工所を併設しているため、自由診療の治療では歯科技工士と連携を取りながら入歯・義歯の作製を行っています。 入れ歯の不具合は、日常生活を送る上でとてもストレスになります。失った歯の本数や、歯茎の状態を精査した上で、より良い入れ歯のご提案をさせていただきます。 また、現在お使いの入れ歯の調整も行っておりますので、まずはご相談ください。
- 目立ちにくい入歯
- 噛みやすく使いやすい
- お手入れが簡単
- 歯茎が痛くなりにくい
- はずれにくい
治療後の経過・注意事項
・リスク
注意事項 | 麻酔が2時間位効いていますので、お食事の際は頬を噛まないようご注意下さい。 被せ物をした歯が虫歯や歯周病になることを防ぐために、3ヵ月に1度は歯科医院でクリーニングをおすすめします。 治療後、咬み合わせがなじむまで、違和感しばらく続く場合があります。 |
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リスク・副作用 | 材質によっては、歯ぎしりや噛みしめる力の強い方は、破損させてしまう場合があります。そのような場合は、マウスピースを装着して対応できます。 材質によっては、まだ使用可能になって期間が短いものがあるため、副作用報告がなくともよく検討する必要があります。 |
歯周病治療
こんな症状ありませんか?
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歯ぐきが腫れている
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歯磨きをするとき歯ぐきから血が出る
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朝起きたときに口の中がネバネバする
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歯茎がかゆくなったり、痛いときがある
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口臭が気になる
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冷たいものや暖かいものが歯にしみる
-
歯がグラグラする
歯周病とは?
歯周病は、歯を支える歯ぐきや骨(歯周組織)が健康を失い、機能が低下する病気です。
進行すると歯ぐきが下がったり、歯がぐらつくようになり、最終的には歯を失う可能性があります。
成人が歯を失う原因の1位であり、日本では30代以上の約8割が何らかの歯周病にかかっているとされています。
歯周病の原因
歯周病は、歯と歯ぐきの間に溜まるプラーク(歯垢)に含まれる細菌が主な原因です。この細菌が歯ぐきに付着すると、体が細菌から自分を守ろうとして「防衛反応」として炎症を引き起こします。この炎症が続くことで、歯ぐきや歯を支える骨にダメージを与え、歯周病が進行してしまいます。
稀に遺伝的な要因が関係していることがあり、体の免疫システムに係る遺伝的な特性が影響し、最近に対する防御反応が過剰になったり、逆に弱まったりすることで歯周病が進行しやすくなります。 歯周病の予防は、この細菌のコントロールが大切になります。歯にこびりついてしまった汚れの掃除は、しっかりサポートさせてただきます。
※イラストはイメージです。
歯周病の治療
医師と患者様との二人三脚で歯周病をケアしてくことがポイント
頑固な歯垢(プラーク)や、ご自身でのケアが難しい箇所については当院で除去していきます。しかし、基本的に歯科医院だけで歯周病に取り組み良い結果へ導くことは難しいです。まずは患者様の方でも、日々の適切なケアで進行を防止することが大切です。 一度溶けてしまった骨は元に戻せない可能性があります。しかし、進行を防止して良い状態をキープするお手伝いはできますので、ぜひ歯科医師と力を合わせて歯周病を治療しましょう。
• 症状: 歯ぐきが赤く腫れる、ブラッシング時に出血する。
• 特徴: この段階では骨にはまだ影響がなく、適切なケアで回復可能。
• 症状: 歯ぐきが下がる、歯と歯ぐきの間に深いポケットができる、歯がぐらつく。
• 特徴: 歯を支える骨が溶け始め、放置すると歯を失う危険性がある。
※イラストはイメージです。
当院では2018年に改訂された国際基準(AAP/EFPガイドライン)に基づき、歯周病のステージ分類により、患者様の歯周病の進行度(重症度)と複雑さ(難易度)を評価しています。
これにより、患者様一人ひとりの状態に合わせた最適な治療計画を立てることが可能です。
分類の基準
歯周病のステージは、次の2つの要素に基づいて決定されます。
■ 1. 重症度: 歯を支える骨(歯槽骨)の破壊状況や歯周ポケットの深さ。
■ 2. 進行リスク: 治療の難易度や歯を失うリスク。
ステージの概要
ステージは1~4までの4段階に分類され、数字が大きくなるほど進行度が高くなります。
進行リスクはグレードA遅い進行、B中程度の進行、C急速な進行に分類されます。
ステージ1:初期の歯周炎
- 歯周ポケットの深さ: 4mm以下
- 骨吸収: 歯の根の1/3以内
【特徴】歯周病がごく初期の段階で、歯ぐきに軽度の炎症が見られる状態。
- 出血がある
- 痛みはほとんどなし
- 治療目標: プラークや歯石の除去で健康な状態に戻せる。
【症状】
ステージ2:中等度の歯周炎
- 歯周ポケットの深さ: 5mmまで
- 骨吸収: 歯の根の1/3未満
【特徴】炎症が進行し、歯を支える骨(歯槽骨)が失われ始めている状態。
- 歯ぐきの腫れ
- 噛むと違和感がある場合がある
- 治療目標:炎症を抑え、進行を止める。定期的なメンテナンスが必要。
【症状】
ステージ3:重度の歯周炎(さらなる歯の喪失の可能性を伴う重度歯周炎)
- • 歯周ポケットの深さ: 6mm以上
- • 骨吸収: 歯の根の1/3以上、歯周炎で4本以内の歯の喪失
【特徴】歯を支える骨(歯槽骨)が失われ、歯がぐらつく可能性がある。
- 歯がぐらつく
- 膿が出ることがある
- 口臭が強くなる
- 治療目標:歯を可能な限り保存し、歯周組織の健康を回復させる。
【症状】
ステージ4:極めて重度の歯周炎(歯列喪失の可能性を伴う重度歯周炎)
- 歯周ポケットの深さ: 6mm以上
- 骨吸収: 歯の根の1/3以上 歯周炎によりア5本以上の歯の喪失
【特徴】歯を支える骨がほぼ失われ、歯の保存が困難な状態。
- 歯が抜け落ちる可能性が高い
- 咬合(噛み合わせ)に大きな影響が出る
- 治療目標:残存歯の保存、歯を失った場合のインプラントや義歯を含む総合的な治療。
【症状】
治療の進め方
■ 1.ステージ1~2: 定期的なクリーニングやスケーリングで歯周病の進行を止められる。
■ 2. ステージ3~4: 歯周外科治療、 ブルーラジカル治療や補綴治療(義歯・インプラント)を検討する必要があります。
歯周病は初期段階であれば完全にコントロールできる病気です。早めに検診を受けて、自分のステージを確認することをおすすめします!
ホームケアアドバイス
ご自宅でのケアは下記がポイントです。
■歯と歯ぐきの境目「歯周ポケット」に歯ブラシの毛先があたるようにして磨く
■デンタルフロスで、歯の間や歯ぐきに溜まっている歯垢を取り除く
当院では、患者様のライフスタイルやお手入れに合わせて、デンタルグッズの使用方法などについて話し合い、プラークコントロールができるようしっかりとサポートいたします。
マイクロスコープによる精密な検査
「マイクロスコープ」で、肉眼では見えない些細な部分まで確認します。歯石除去の際に活用することで、ターゲットの歯石にピンポイントでアタック できるため、歯根や歯ぐきなど周囲の組織を無駄に傷つける心配もなく治療が可能です。また、より精密な治療を行うことで再発の確立を格段に下げています。
トータルオーラルケアで虫歯・歯周病の
リスクコントロール
トータルオーラルケアとは、お口全体の健康を守るための包括的なケアです。歯科医師と歯科衛生士がチームで、歯周病や虫歯、舌や口腔粘膜の状態、かみ合わせなどを確認し、必要に応じて治療やメンテナンスを行います。
トータルオーラルケアの内容
- 歯科医師と歯科衛生士が、お口全体を丁寧に確認します。
- 歯周病や虫歯の有無を検査します。
- 舌や口腔粘膜の状態をチェックします。
- かみ合わせの確認と評価を行います。
- 必要に応じて、治療やメンテナンスを実施します。
歯茎が炎症や出血をしているような場合は、マイクロスコープの映像を患者様にも見ていただき、歯周病の状態を説明しています。
自費と保険診療の違い
基準に基づいた必要最低限のケアが対象となります。費用が抑えられますが、治療範囲や使用できる材料に制限があります。
保険の制限がないため、より質の高い治療や予防ケアが可能です。最新の技術や材料を使用し、患者さんのご希望に合わせた最適なケアを提供します。
自費診療は、予防に重点を置き、お口全体の健康を長期的に維持するための選択肢としておすすめです。
治療後の経過・注意事項
・リスク
注意事項 | 正しい歯磨きの方法を身につけ、歯垢や歯石が溜まりにくくすることを心がけてください。プラークコントロールができるようサポートいたします。 喫煙や食生活の習慣を見直すことで、歯周病の改善が期待できます。 |
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リスク・副作用 | 歯ぐきの腫れ(浮腫)が出る場合があります。 歯周ポケットに歯石が多く付着している場合、歯石除去後、歯ぐきから多少の出血が起きることがあります。ほとんどの場合、治療後はすぐに出血はおさまり、1~2日で治癒していきます。 器具があたることにより、痛みや出血が起きる場合があります。 |
口臭予防
口臭に関するお悩みはありますか?
口臭は誰にでもあるものであり、体調や食べたものによって変化します。また口臭は、歯周病や虫歯、胃腸疾患などによって強まることがあり、疾患が原因の場合には早急な治療が必要です。口臭が強いのではと不安がある方や、口臭を指摘された方には、病気の早期発見にもつながり、客観的な評価を受けられる口臭測定検査をおすすめしています。
口臭の原因
近くに寄っても口臭がない人間はいませんが、一般的な会話をする距離であれば、口臭に気付くことはあまりありません。香りの強いものを口にした、口内や胃腸に疾患があるなどがあると、口臭として相手に届くことがあります。口臭の原因にはさまざまなものがあり、いくつかの原因が組み合わさって強い口臭が現れることがあるため、気になる場合はお気軽にご相談ください。
- 重度の虫歯
- 口内の衛生状態の悪化(歯周病菌の繁殖など)
- 胃や腸の消化器官の異変、病気
- 生理現象(寝起きや空腹時は誰でも口臭が強くなります)
- ストレス
マタニティ歯科
ママと赤ちゃんのための マイナス1歳からのデンタルケア
生まれたばかりの赤ちゃんは、お口の中に虫歯になる菌を持っていません。でも、ママにむし歯があるとむし歯菌を赤ちゃんに移してしまいます。また、ママが歯周病だと、早産・流産・低体重児のリスクが高くなるといわれています。安全に妊娠期間を過ごし、出産後のママと赤ちゃんの健康のためにも、妊娠中から歯科治療・お口のケアに取り組むことをおすすめします。
妊娠中にかかりやすい
お口のトラブル
虫歯 | 妊娠中のつわりや、不規則な食事、出産後も子育てに追われ不規則な生活の影響で、歯磨きもおろそかになりがちになるため、妊娠中はこれまで以上にお口の中が汚れやすくなります。妊娠期間中から出産後の育児に追われる期間は虫歯のリスクが普段よりも高くなります。 |
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歯周病 | 妊娠中はエストロゲンという女性ホルモンによって活発になる歯周病菌があります。そのため「妊娠性歯肉炎」という歯肉のトラブルになりやすいです。 また、妊娠中に歯周病が悪化してしまうと、早産や流産・低体重児のリスクが高くなるといわれています。妊娠中はこれまで以上に歯周病の予防に取り組んでおくことをおすすめします。 |
妊娠性 エプーリス |
妊娠中に歯肉が膨らんで腫れ、触ると痛みがあったり出血したりしますが、それはホルモンの増加による影響で、ほとんどが良性のものです。大半は出産後に自然となくなります。エプーリスは、お口の中を清潔に保っていれば、ほとんど発生しないといわれていますので、お口を清潔に保つように心がけましょう。 |
ママの虫歯と
お子様の虫歯との関係
ママに虫歯がある子供とない子供を比較すると、ママに虫歯がある子供の方が2歳になった時の虫歯発生率が圧倒的に高いということをご存知でしょうか?
お子様の口腔環境は、ママの虫歯や歯周病などの健康状態からの影響を受けやすいといわれています。お子様に虫歯菌を移さないよう、妊娠中から虫歯予防・歯周病予防に取り組みましょう。
安定期に入ったら
健診をおすすめします
妊娠中にママの虫歯菌の数が少ないとお子様への感染リスクも少なくなります。
安定期に入り、ある程度母胎の状態が落ちついたら健診やクリーニングを受けて、お口の健康チェックと虫歯予防・歯周病予防をおすすめします。
月1回のクリーニングは保険適用が認められていますので、ぜひご利用をおすすめします。
治療後の経過・注意事項
・リスク
注意事項 | 正しい歯磨きの方法を身につけ、歯垢や歯石が溜まりにくくすることを心がけてください。プラークコントロールができるようサポートいたします。 喫煙や食生活の習慣を見直すことで、歯周病の改善が期待できます。 |
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虫歯治療の リスク・副作用 |
材質によっては、歯ぎしりや噛みしめる力の強い方は、破損させてしまう場合があります。そのような場合は、マウスピースを装着して対応できます。 材質によっては、まだ使用可能になって期間が短いものがあるため、副作用報告がなくともよく検討する必要があります。 |
歯周病治療の リスク・副作用 |
歯肉の腫れ(浮腫)が出る場合があります。歯周ポケットに歯石が多く付着している場合、歯石除去後、 歯ぐきから多少の出血が起きることがあります。ほとんどの場合、治療後はすぐに出血はおさまり、 1~2日で治癒していきます。歯ブラシがあたることにより、痛みや出血が起きる場合があります。 |
唾液検査の リスク・副作用 |
唾液検査は、抗生物質を服用されている方は検査できません。 |
つめ物・かぶせ物
(自費素材)の リスク・副作用 |
・材質によっては、歯ぎしりや噛みしめる力の強い方は、破損させてしまう場合があります。そのような場合は、マウスピースを装着して対応できます。 ・材質によっては、まだ使用可能になって期間が短いものがあるため、副作用報告がなくともよく検討する必要があります。 |
歯科ドック
歯科ドックとは
歯科ドックとは、口腔内の健康状態を総合的にチェックするための専門的な歯科検診です。通常の歯科検診よりも詳細で、むし歯や歯周病の検査だけでなく、レントゲン、唾液検査、口臭検査などを行い、口腔内全体の健康状態を評価します。歯科ドックの主な目的は、口腔の病気を早期に発見し、適切な治療や予防措置を講じることです。
歯科ドックの主な特徴
むし歯、歯周病、歯石や歯垢の確認などの基本的な検査に加えて、口腔内全体を詳細にチェックすることができます。
レントゲンや唾液検査、口臭検査などを用いて、通常の検診では見逃されがちな問題も早期に発見します。
検査結果に基づいて、歯科医師から適切な治療法や予防策についてのアドバイスを受けることができます。
歯科ドックの主な検査項目
- むし歯や歯周病の検査
- 歯の噛み合わせチェック
- レントゲンやによる歯根や骨の状態確認
- 唾液検査や口臭検査
歯科ドックの利点
- 病気の早期発見と予防が可能
- 口腔内全体の健康状態を定期的にチェックできる
- 将来的なトラブルを未然に防ぐ
歯科ドックは、通常の定期検診ではカバーしきれない詳細な検査を希望する人や、口腔内の健康を維持したい人に適したオプションです。
小児歯科
歯科医院が苦手にならないような工夫を心がけています
「痛くない」「怖くない」ということを分かってもらえるよう、信頼関係をつくることに注力しています。
お子様の歯を治療する場合は、まず診療のチェアに座っていただくまでが第一関門となります。
そのため、じっくりお子様とお話し信頼関係を築くことに重点を置いています。まずは「来院する」ところから始め、
治療を受けなくても「よく来たね、偉かったね!」と褒めてあげることからスタートです。お子様との信頼関係を築くことに時間をかけていますので、
お子様のペースで治療を進めています。そして、「診療台に座る」練習から始めます。とにかく歯医者の雰囲気に慣れてもらう、 そして私たちと仲良くなることから始めます。
チェアーに座れるようになったら、チェアのボタンを操作してもらったり、歯を見せてくれるかどうか、
お口の中に鏡を入れてもいいかなど、お子様自身にお聞きしたりします。きちんと定期的に通っていただくと、
やがて薬が塗布できるようになり、麻酔の注射も打って治療ができるようになります。
当院では、お子様を押さえつけて治療をするようなことはしていません。
お子様が安心して治療を受けていただくために、歯科治療を受診する前に、お家で歯医者さんは怖い。痛い。という先入観を与えないでください。お子様の歯科治療の成功には保護者様のご協力ご必要不可欠です。 たとえ最初は泣いてしまっても、 親御様には諦めずにお通いになることをお願いしています。ご理解いただけると幸いです。
可能な限り「痛み」を抑えます
「痛み」が歯医者を嫌いになる主な原因となります。そのため、可能な限りの痛みを抑えた治療を行っています。
当院では、表面麻酔も極細の針も使用しません。痛くない麻酔の打ち方で麻酔をしています。小さなお子様にも麻酔を打っても気づかれない打ち方で慎重に丁寧に麻酔を行います。
成長期の劇的に変わる、
お子さまのお口の健康をサポート
当院は食育にも力を入れており、毎月食育だよりをLINEやブログ配信し、院内掲示も行っています。
お子様お一人でご来院した場合でも、後で親御様に確認していただけるよう、治療した歯の状態を撮影していますので、成長の記録としても残すことができます。
生まれてから大人になるまで、お子様の口内環境は大きく変化します。一度虫歯になると歯の寿命が決まってしまいますので、いかに虫歯にならないかが重要です。当院では歯科医院に恐怖心を抱かないように細心の注意を払いながら、なるべく自分の歯でいられるためのお手伝いをしています。お子様の歯で気になる点がありましたら、何でもご相談ください。
虫歯予防
可能な限り「痛くない」「削らない」「歯を残す」 治療をおこなっています。
虫歯とは?
虫歯とは、歯に付着した歯垢(プラーク)に潜む「ミュータンス菌」という虫歯菌が、食べ物(糖質)を利用して歯垢の中に酸を発生させ、その酸が歯を溶かす症状が長期間続いて歯に穴が開いてしまう症状のことをいいます。特にお菓子など砂糖が含まれる食品は、虫歯菌が活発に働いて酸を発生します。溶けたばかりの歯は早い段階で対応すれば、虫歯の治療を虫歯の予防処置に変えることも可能です。
ちゃんと歯磨きしているのに、どうして虫歯になるの?
虫歯が起きやすい原因
食事をすると「ミュータンス菌」という虫歯菌が食べ物(糖質)を利用して酸を発生させ、その酸が歯を溶かしていきます(脱灰)。しかし、その溶かされた歯(カルシウムやリン)は徐々に唾液の力によって元の状態に戻っていきます(再石灰化)。私たちはこの脱灰と再石灰化を食事の度に繰り返しています。ところが、唾液の力が弱いタイプの人は、食後1 時間かかっても歯が元の状態に戻りません(再石灰化しにくい)。このタイプの方が、間食をよくする習慣があると歯が溶けっぱなしになるため虫歯になってしまいます。
歯の質が弱いと、食事や間食の時に虫歯菌によって発生する酸が微量であってもすぐ歯が溶けてしまい虫歯になりやすくなります。
虫歯の進行
虫歯の進行はC0~C4のように5段階に分けられます。各段階での症状と一般的な治療法は以下です。
痛みなどの自覚症状はありません。この段階でしたら、適切なブラッシングと予防治療により治ることがあります。
歯の表面のエナメル質が溶けて着色してきます。状況に応じて適切なブラッシングと予防治療を行って様子をみる。又は、歯を削って、レジンという歯科用のプラスチックを詰めて治療します。
エナメル質の下の象牙質まで虫歯が進行した状態です。冷たいものや甘いものがしみたり、痛んだりします。治療は虫歯になった部分を削り、歯科用プラスチックかインレー(詰め物)を詰めて治療します。
歯の神経まで虫歯が進行した状態です。熱いものがしみたり、痛みを強く感じるようになります。この段階の治療法は、「マイクロスコープ」で、肉眼では見えない些細な部分まで確認しながら歯の神経を取り除いて、神経が入っていた根管を消毒して薬剤を詰めて、クラウン(被せ物)を被せます。
治療中に細菌が患部に入り込むことを防ぐゴムシート「ラバーダム」を装着し、再発を予防しています。
歯の大部分が溶けてなくなり、歯の根まで虫歯が進行している状態です。多くの場合は抜歯が必要ですが、当院ではご自分の歯を抜かずに残すことができる可能性がある場合は、できるだけ抜かない方が良いと考えております。歯科医師の目線で良いと思える治療法をご提案させていただきます。
当院の虫歯治療の特徴
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Point1
可能な限り「痛くない」治療
当院はできるだけ痛みに配慮した治療を行うため、麻酔注射の打ち方から工夫しています。麻酔時は注射針の入射角度、注射液を打つ速度や量、時間などを工夫して行いますので、痛みをできるだけ抑えた麻酔を受けることが可能です。
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Point2
できるだけ「削らない」治療
一度歯を削ってしまうと元には戻りません。歯を削ることは歯の寿命が短くなります。当院では、生涯ご自身の歯で生活していただくために、「できるだけ削らない」ことを大切にしています。
歯を削る量を最小限に抑えるためには治療部分がしっかりと見えなければなりません。当院では「マイクロスコープ」を使用し、肉眼では見えにくい繊細な部分まで確保された視野でより精度の高い治療を行うことで削る範囲を最小限に抑えた治療を行っています。 -
Point3
「再発を防ぐ」治療
10年後、20年後の将来を見据え、再発を防ぐためには根本的な原因から改善する治療が必要です。そのため当院では、保険診療内でもラバーダムやマイクロスコープを使用し、患者様に負担の少ない治療を行っています。 根の治療では、患部に細菌が入り込むことを防ぐゴムシートの「ラバーダム防湿」を使用しています。また、「マイクロスコープ」で肉眼では見えない些細な部分まで確認しながら治療を行います。精密な治療を行うことで再発防止に細心の注意を払って診療しています。
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Point4
「唾液検査」による虫歯リスクチェック
当院では唾液検査による虫歯・歯周病リスクチェックサービスを行っています。約5分で結果が分かるようになりました。リスクを判定し、患者様に分かりやすい解析結果を出すことが可能です。
虫歯になりやすい原因は様々ですが、なぜ虫歯になったのかの原因を明確にし、その原因にアプローチすることで虫歯になりにくい口内環境へ導くためのアドバイスやサポートが可能です。 -
Point5
「トータルオーラルケア」による虫歯・歯周病のリスクコントロール
トータルオーラルケアとは、歯科医師や歯科衛生士による本格的な歯のクリーニングのことです。当院のトータルオーラルケアはセルフケアでは除去しきれないプラークと歯石を徹底的に除去し、フッ素塗布まで行っています。セルフケアと歯科でのトータルオーラルケアの二人三脚によって虫歯と歯周病を予防し、健康な口内環境を維持することが可能になります。
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Point6
「歯科技工所併設」で精密なつめ物・かぶせ物を作製
歯科技工所を併設しているため、自由診療の治療では歯科技工士と連携を取りながら、つめ物・かぶせ物の作製を行っています。患者様にどのようなつめ物・かぶせ物をするかのご希望がある場合、歯科技工士も交えて話し合うことができます。また、仮歯の段階で完成後の見た目や機能性を調整し、納得できるかぶせ物を製作することが可能です、患者様に合わせたオーダーメイドで納得のいく精度の高いつめ物・かぶせ物と治療を提供しています。
治療後の経過・注意事項
・リスク
注意事項 | 正しい歯磨きの方法を身につけ、歯垢や歯石が溜まりにくくすることを心がけてください。プラークコントロールができるようサポートいたします。喫煙や食生活の習慣を見直すことで、歯周病の改善が期待できます。 |
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虫歯治療の リスク・副作用 |
マイクロスコープを使用する場合、従来の虫歯治療よりも時間がかかります。 治療時に出血を伴う可能性があります。麻酔を使用する場合、人によっては麻酔後に気分が悪くなる場合があります。 |
唾液検査の リスク・副作用 |
唾液検査は、抗生物質を服用されている方は検査できません。 |
つめ物・かぶせ物
(自費素材)の リスク・副作用 |
・材質によっては、歯ぎしりや噛みしめる力の強い方は、破損させてしまう場合があります。そのような場合は、マウスピースを装着して対応できます。 ・材質によっては、まだ使用可能になって期間が短いものがあるため、副作用報告がなくともよく検討する必要があります。 |
根管治療
できるだけ歯を残す
精密治療
こんなお悩みはありませんか?
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もうその歯は保存できないと言われたが、本当にできないのか?
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これ以上の治療は難しいと言われた
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治療回数・期間を確認したい
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治療の費用を確認したい
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今後どうしたら良いのか?幅広い視野で検討して欲しい
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歯をどうしても残したい・抜歯したくない
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精密根管治療がどんな治療か詳しく知りたい
上記のようなお悩みがある方は、受診をお勧めいたします。
当院で相談しても、治療を開始する義務はありませんので、安心してご受診ください。
歯根の根管治療は、歯の保存に
関わる大切な治療です
再発を防ぎ、できるだけ歯を残すための精密な治療。
10年後、20年後を見据えた治療を行っています。虫歯が進行して歯の神経まで達してしまった場合、 虫歯菌が感染した神経を取り除き、根管(神経が入っている管)を徹底的に掃除してから被せ物をする治療が必要になります。
しかし、根管は複雑な構造のため「根管を徹底的に掃除する治療」は難易度が高いですが、完璧に綺麗にしておかないと先々で再発してしまいます。
歯の根っこの部分はお口の土台となる部分なので、その土台部分が健康な状態でないと、その上につめ物やかぶせ物を施したとしても長持ちしません。再発を防ぐためには、患部の精密な治療と併せて、噛み合わせや歯周病なども考慮し根本的な原因から改善する治療が重要だと考えます。
そのため当院では、「ラバーダム」や「マイクロスコープ」を用い、精密で患者様に負担の少ない治療を大切にしています。
抜歯宣告を受けた歯でも
抜かずに治す精密根管治療
他の歯科医院で「この歯はもう残せない。抜きましょう。」と言われた時、本当にもう無理なのか、少しでも自分の歯を残すことはできないのか? できれば自分の歯は残したい。 もし、あなたがそう思ったら、セカンドオピニオンを受けましょう。
あなたのその歯、抜歯をしなくても、保存可能かもしれません。
抜歯してインプラントするのではなく、歯を救う根管治療が当院の精密根管治療です。
歯の保存でお困りでしたら、まずは当院にご相談ください。無料カウンセリングを行っています。
当院の精密根管治療は、マイクロスコープ(手術用顕微鏡)や、ラバーダムを使用し、より清潔な治療環境、特殊な専門的機材(ニッケルチタンファイル)や、超音波装置等を使用し、時間をかけて、正確な治療を行います。
再発を防ぐ精密根管治療
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Point1
治療精度を飛躍的に高める
「マイクロスコープ」マイクロスコープとは歯科用実体顕微鏡といわれ、約3~40倍ほどの拡大率があります。 根管治療は通常の治療よりもはるかに繊細な作業が求められる治療です。 根管(神経が入っている管)は複雑な構造のため肉眼だけでは見えない部分が出てくるため、綺麗に掃除出来ない部分が生じます。 それが再発の原因です。
そこでマイクロスコープを使用することにより、肉眼では見えなかった部分を目で確認しながら治療が進められます。 根管を徹底的に掃除してから詰め物や被せ物をしますので、飛躍的に再発の確立が低くなっています。 -
Point2
治療箇所への菌の感染を防ぐ
「ラバーダム防湿」ラバーダム防湿は、治療する歯以外を薄いゴム製シートで覆いかぶせて口腔内の唾液や細菌による治療部位への感染を防止するシートです。 お口の中には沢山の細菌が存在しており、約400種類以上、1000億個以上もの細菌が存在するといわれています。
ラバーダムを使用することで、お口の中の細菌が根管に侵入するのを防ぎながら治療を行うことが可能です。
日本でラバーダム防湿を使用している歯科医院はまだ少ないのが現状です。 当院ではラバーダムとマイクロスコープを使用して治療を行っています。 -
Point3
神経治療の制度を高める
「ニッケルチタンファイル」根管治療では、虫歯が進行した神経を除去するために「ファイル」と呼ばれる器具を使用します。 ステンレス製を使用する歯科医院は多いですが、当院では「ニッケルチタンファイル」を併用しています。 このニッケルチタンファイルは柔軟性が高いため、患者様の歯を残すための精密根管治療が可能になります。
ニッケルチタンファイルは使い捨てになりますので、使い回しはしておりませんのでご安心ください。
治療後の経過・注意事項
・リスク
注意事項 | 正しい歯磨きの方法を身につけ、歯垢や歯石が溜まりにくくすることを心がけてください。 根の治療の中断により、再び細菌感染を起こし、再治療の必要性が生じる場合や、抜歯が必要な状況に病態が変化する場合がございます。 |
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リスク・副作用 | ●マイクロスコープを使用する場合、従来の治療よりも時間がかかります。 ●治療時に出血を伴う可能性があります。 ●麻酔を使用する場合、人によっては麻酔後に気分が悪くなる場合があります。 ●根管の形が複雑な場合、治療しても完治できない場合があります。 ●根管治療を行っても症状の改善がみられない場合、外科的処置や抜歯が必要になることがあります。 ●根の治療を開始した際に、レントゲンでは確認できなかった歯根内部の穿孔、歯根の破折などが存在する場合があります。治療の成功率は低下しますが、できるかぎりの対応はさせていただきます。 ●治療中リーマー破折の可能性がございます。その場合には最大限対応しますが、除去できない場合もございます。万一、除去できず、問題がある場合には、外科的に歯根端切除術を行う場合がございます。 ●治療後、一時的に治療前より痛みが増す可能性があります。 ●治療中に、歯の保存のためにMTAセメントを使用する場合があります。使用が必要な場合は別途料金が発生致しますので、ご了承下さい。 |
赤ちゃんの耳の形が
気になったら
もし、生まれたばかりの赤ちゃんの耳の形が変かな?って感じたら…さほど目立たないし、しばらく様子をみようと思われるかもしれません。
でも、生後早い時期(できれば生後半年以内)に矯正することで耳の形を整えることが可能です。
特に、「折れ耳」(耳の折れ曲がり)や「埋没耳」(耳の上部が変形して皮膚に埋まりこんだ状態)は、赤ちゃんのうちに矯正をして耳の形を整えないと、将来めがねやマスクを耳にかけられずに困るようになります。
できる限り早期から耳の矯正を行うことで、矯正期間を短くできたり、手術を行わずに済む確率が上がるという報告もあります。
耳の形・変形の種類
立ち耳 コップ耳
耳が正面を向いて立っているように見える耳のことです。 側頭部と耳介の角度が 30 度以上である場合を立ち耳といいます。
コップのように丸まっている状態です。
折れ耳
耳の軟骨が変形しており、耳の上部が前方に垂れ下がってしまった状態です。
埋没耳(まいぼつじ)
袋耳とも呼ばれ、耳介の上部分の軟骨が変形して側頭部の皮膚の下に埋まったような状態です。 埋もれている部分の軟骨には頭側に折れ畳まれたような変形があります。 日本では 400 人に 1 人の割合で、男女比は 2−3:1、左右差は右:左=2:1、両側性が約 30~40%です。
貝殻耳 シェール耳
耳が大きくて、貝殻のようになっている状態です。
スタール耳
・耳の対耳輪と呼ばれる二又に分かれた隆起部分が三又に分かれている状態です。
・耳の上部が伸びている。
・耳が尖ってデビルの耳のようになっている。
その他
左右の耳の大きさが異なる など
早期の矯正で耳の形を
整えることが可能です
生まれたての赤ちゃんの耳の軟骨はやわらかく、この時期にお子様の負担にならない安全な矯正器具をつけることで、短い期間で軟骨の形を整えることが可能です。
生後、軟骨は次第に硬くなり、徐々に矯正の治療効果が低下していきます。ただ、軟骨が硬くなりはじめてからでも、時間はかかるかもしれませんが矯正効果は期待できますので、まずは治療を始めてみましょう。
※効果には個人差がございます。
補正装具は
オーダーメイド製作が
低価格
矯正に使用する器具は、当院が運営する技工所で製作するため、赤ちゃんの耳の形に合わせてオーダーメイドが低価格で可能です。
製作を行う技術者は「体表面補綴」という医科技工士の資格を取得しており、その資格の中でも国内で2名のみ保有するアドバンスコースの資格を取得しています。
補正器具装着
Before
After
※効果には個人差がございます。
赤ちゃんによっては、装具を嫌がって自分で外してしまうなどの理由で治療を続けられないことがあり、また、生まれつき耳の軟骨や皮膚の量が不足し、軟骨の矯正だけでは十分に形を良くできない場合もあります。
気になる変形が残った場合は、将来、手術で改善することも可能です。
赤ちゃんの耳の形で心配なことがあれば、ぜひ一度ご相談ください。
治療期間
生後3か月以内:数週間~2ヵ月
生後1年以内の場合:1~3ヵ月
※1~2歳を過ぎると耳の矯正は難しくなります。
※お子様の耳の形や、軟骨の硬さにより治療期間は変わってきます。
アドバイス
赤ちゃんの耳の状態にもよりますが、なるべく生後半年以内に矯正を始められることをお勧めします。
お子様の耳の軟骨が硬くなってしまい、矯正器具で耳の形を完全に治せなくても、ある程度まで耳の形を整えておけば、将来耳の形成手術をする際に、手術の負担を軽減することになります。
器具の安全性
お子様の耳の形を型取りして、お子様の耳の形に合ったオーダーメイドの矯正器具を製作致します。
当院で扱っている矯正器具の材料は、赤ちゃんの耳に優しく、安心して使えるメディカルグレードの医療用材料を使用しています。
治療方法
初回 | カウンセリング |
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2回目 | 矯正器具の装着 |
3回目 | 耳の矯正のチェック 改善確認、改善できていたら治療は終了です。 |
費用
カウンセリング料 | 11,000円/30分 |
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矯正器具 | 1装置(片耳)につき110,000円~ |
調整 | 5,500円/回 |
備考 | お子様の耳の形によって矯正器具の価格が異なります。 |
※価格は税込みです。※保険適用外の自由治療です。
治療に関するリスク | テープによる耳のかぶれや皮膚炎、圧迫による褥瘡、耳介変形の残存など |
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診療受付時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日・祝 |
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9:30 - 13:00 | - | ● | ★ | ● | ● | ● | - |
14:00 - 18:00 | - | ● | ★ | ● | ● | ● | - |
お問合せ、ご予約は、お電話いただくか、LINE登録後にお問合せください。
※土曜日のWEB予約の受付は行っておりませんので、お電話でご予約をお願い致します。
★水曜日10:00~18:30まで受け付けております。
- アクセス
- 有楽町線「新富町駅」7番出口より徒歩7分
月島駅より徒歩10分
築地駅より12分
八丁堀駅より12分
都バス 東京駅八重洲口より
東15 深川車庫前行(晴海トリトンスクエア経由)『明石町』下車 徒歩2分 - 駐車場
- お近くのコインパーキングをご利用ください。