患者様に寄り添った治療
当院の診療方針は、「自分が受けたいと思う治療を、患者様に提供する」ことです。まず、一人ひとりのご要望に合わせた「患者様目線」で診療にあたっています。
治療前にどんなお悩み・不安・ご希望をしっかりお聞きし、できるだけ症状に適した治療計画をご提案します。患者様には十分ご納得していただいた上で診療を受けていただきたいと考えております。
また、患者様とコミュニケーションを大切にし、信頼関係を築きたいと考えています。患者様としっかり向き合える環境の元で診療させていただいており、患者様のご希望に沿った治療に努めております。そうすることで、患者様のお口の中の変化にも気づくことができます。
治療を進めていく上で、遠方から通ってくださっている方や、なかなか通院する機会がとりにくい患者様には、忙しい合間にもできるケア方法をご提案させていただいております。
保険・自由診療を問わず、つめ物・かぶせ物の素材選びからこだわり、良い治療が提供できるように努めています。お口のことなら何でも遠慮なくご相談ください。
小さなお子様が初めて通う歯科医院として、当院を選ばれる親御さまへ
お子様の初めての歯科医院選びにお困りではありませんか?
あいさわ歯科医院では、お子様の歯医者への恐怖心を取り除いて、笑顔で歯科医院へ通ってくれるようになれるように様々な工夫をして診療しています。お子様が自分から診療チェアに座って、大きなお口を開けて治療を受けてくれるようになった時は、歯科医師としてとても嬉しく、大きなやりがいを感じております。
親御さまにもお子様にも安心して治療を受けてもらうために、お子様の治療を行う時は、親御さまも一緒に診療室に入っていただき、お子様の診療の様子を見ていただいております。お子様も安心して治療を受けることができます。
最新機械の導入
最先端の医療機器を取り揃え、精度の高い診断と治療を実現しています。 最新の技術を活用することで、治療時間の短縮や痛みの軽減を図り、患者様にとってより快適な治療を提供します。
なるべく歯を残す治療方針
自然の歯をできるだけ残すことを最優先に考えています。
マイクロスコープを用いて、治療に必要な歯の切削や根管治療を行います。
唾液検査を導入し、予防歯科にも力を入れ、患者様が長く自分の歯を保てるようサポートします。
安心して治療を受けていただけるよう、丁寧に説明し納得の上で治療を進めます。
院内感染予防 への取り組み
私たちは「科学的根拠に基づいた感染予防」に積極的に取り組んでおります。
当院では、欧州基準に基づいた厳格な院内感染予防策を実施しています。
欧州では、ウイルスの感染経路に対応した効果的な予防方法が確立されていますが、日本国内では適切な感染対策が行われていない医療機関も存在します。
例えば、歯科治療においては、高圧蒸気滅菌器(オートクレーブ)を使用して治療器具の滅菌を行っています。
この滅菌器はヨーロッパ規格に基づき、滅菌力の強さによって複数の「クラス」に分類されています。
- 「クラスB(Big)」 は、最も厳しい基準を満たし、ガーゼやドレープなどの繊維製品を含むあらゆる器具を徹底的に滅菌できます。
- 「クラスS(Specific)」 は、口腔外バキュームや複雑な構造の歯科用ハンドピースなど、特定の器具に対応した滅菌を行います。
- 「クラスN(Naked)」 は、ミラーやピンセット、印象用トレーなど、一般的な歯科器具の滅菌に広く使用されるタイプです。
当院では、最高レベルの感染予防を実現するため、最も高い滅菌性能を誇るクラスBを導入し、安全で安心な医療環境を提供しています。
さらに、オートクレーブでは処理できないテーブルやユニット、ライトなどには、肝炎ウイルスなどを短時間で不活性化できる消毒
剤を使用しています。
この消毒剤は、アルコール系(イソプロパノールとエタノール)や第4級アンモニウム化合物を含んでおり、DGHMの認定を受けているため、安全でありながらウイルスや細菌に対して非常に効果的です。
加えて、当院では診療室への土足での入室を禁止し、靴底に付着した汚れが感染を引き起こすリスクを軽減しています。DGHM認定製品を適切に活用し、患者様やスタッフの安全を第一に考えた感染予防対策を徹底しています。
注: DGHM (German Society of Hygiene and Microbiology) とは、ドイツに本部を置く衛生学および微生物学の専門機関で、感染予防製品の安全性と有効性を認証しています。
高品質で審美的な技工物のご提供
当院では、歯に装着する技工物を単なる人工物ではなく、体の一部として大切に考えています。そのため、適合性や色、形、審美性において患者様にご満足いただけるよう、院内の熟練した歯科技工士がひとつひとつ丁寧に製作しています。
これらの技工物は、歯科医師がマイクロスコープを用いて適合性を細部まで確認しながら、慎重に口腔内に装着いたします。
さらに、当院の技工士は多年にわたり歯科技工士の教育に携わり、インストラクターとし ても高い評価を受けているハイレベルな技術者です。特に、審美性の高いセラミック技工物の製作は定評があります。
この経験豊富な技工士の技術が、当院の高品質な技工物を支えています。
先進的な治療法を導入したリスクコントロール
当院では、歯周病やむし歯の予防に対して、総合的かつ個別化されたアプローチを採用しています。特に「リスクコントロール」を重視し、患者様一人ひとりの口腔環境や生活習慣に基づいた予防策を提供しています。
当院では、歯周病の進行を防ぎ、安定した口腔内環境を維持するために「サポーティブペリオドンタルセラピー(SPT)」を提供していますが、さらに先進的な治療法として「ブルーラジカル治療」も導入しています。
ブルーラジカル治療は、特定の波長の青色光を用いることで、歯周病原因菌に対して強力な抗菌効果を発揮する次世代の治療法です。
従来のスケーリングやルートプレーニングに追加することで、歯周病の原因であるバイオフィルムの除去効果をさらに高め、炎症の抑制や再発防止に寄与します。
さらに、抗生物質の使用を減らすことができるため、薬剤耐性菌のリスクを低減し、患者さんの体への負担を最小限に抑えることが可能です。
SPTとブルーラジカル治療の組み合わせにより、歯周病治療後の維持管理がより効果的になり、長期的な歯周組織の健康をサポートします。
また、ご希望の患者様には、唾液検査を活用して、虫歯や歯周病のリスク要因を詳細に分析し、患者様ごとのリスクを科学的に評価しています。そして、その結果に基づいて、リスクを最小限に抑えるための予防プランを策定します。
むし歯予防のリスクコントロールの一環として、「フッ素」を積極的に活用しています。フッ素は、歯の再石灰化を促し、酸に対する耐性を高めるため、虫歯予防には非常に効果的です。また、虫歯の原因菌が酸を生成しにくくなる「キシリトール」の使用も推奨し、患者様の日常生活での虫歯リスクを低減させます。
リスクコントロールでは、生活習慣の改善も重要です。ブラッシングの指導やデンタルフロスの使い方など、患者様が自宅でできるセルフケアを徹底し、口腔内の健康を守るためのサポートを行っています。患者様のリスクに応じたフッ素の塗布やキシリトール製品の選択なども、個別に指導いたします。